1/24 ホンダ・S800 その2&備忘録

ラダーフレーム・足回りを組み立て、エンジンを搭載しました^^



↑現在の乗用車とは違い、フレームとボディが別個になっています^^
こうすることで生産性や整備性を良くしていたんですねぇ。


(なお、現在でも大型トラックなどではこの方式が使われています)




ここからは防備録、ホンダ・S800について。

それまでに生産されていたS500、S600の「Sシリーズ」第3弾として1966年1月に登場しました。

エンジンはこの時代としては珍しくオールアルミ製の「AS800型」が搭載されており、これは排気量791cc・最高出力70馬力/8000rpmという高出力・高回転型のエンジンです^^

このエンジンによりゼロヨン16.9秒、最高速度160km/hを達成(メーカー発表)しました。

ボディはオープンとクーペの二種類が用意されたようです。


また、初期型のみですが特徴的な機構としていったんプロペラシャフトを通してデフに伝えられた動力を、左右のアームに取り付けられたチェーンを介してホイールに伝えるという独特の機構を与えられていました^^

(もっとも1966年4月の改良で一般的な4リンク式に改められましたが・・・)

さらに、1968年にはフロント用ディスクブレーキ、ラジアルタイヤ、ヒーター、オートチューニングラジオなどが標準装備された豪華版「S800M」が追加されましたが、このS800Mの国内向け使用車ではクーペが廃止されました。


1970年5月生産終了、総生産数11406台中初期型のチェーンドライブ仕様車は950台でした。